お役立ち情報

「FAX通信」として配信している記事を掲載させていただきます。 

「FAX通信」は、皆様のお役に立てればと思い、情報を記載し御縁のあった方々にお送りしております。

何か一つでも新たな発見となれば幸いです。

 

社会保険労務士  小松原 理

直前1カ月で時間外160時間超は労災

精神障害による労災の申請件数が増加傾向にありますので、迅速な審査が求められています。平成10年度には42件だった請求件数が、平成22年度には1181件に達しています。

 

厚生労働省が設置した精神障害の労災認定の基準に関する専門検討会は、現在労災認定で使用している業務上外の判断指針を一部修正すべきであるとする報告書(たたき台)をまとめました。

一定の事実が認められれば、それだけで心理的負荷を「強」と判断する「特別な出来事」について明記がなされました。

時間外が、発病直前1カ月におおむね160時間を超えたり、発病直前3週間におおむね120時間以上ある場合に「特別な出来事」とされ、この事実だけで「心身の極度の疲弊、消耗を来し、うつ病等の原因になる」としています。

 

もちろん労働時間が「特別な出来事」の基準に達していなければ労災にならないというものではありません。1か月に80時間以上の時間外労働をした場合の心理的負荷は「中」です。この場合はその他の項目を含め総合的に評価します。

 

いずれにしても、企業としてメンタルヘルスについての配慮は、今後ますます重要になっていくと思います。御社の状況はいかがでしょうか。

社保未加入建設業を指導へ

国土交通省は、建設業を対象とした「社会保険未加入対策の具体化に関する検討会」を設置しました。

第1回会合では、建設業の許可・更新時における対策案を提示。事業者の申請添付書類に保険関係成立届や保険料納入証明書などを追加し、加入状況の確認を徹底することとしました。

未加入事業者には文書で加入を指導し、改善されなければ厚生労働省に通知するとのことです。今年度中に対策をとりまとめ、来年4月に関係政省令・告示を改正する方針です。

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