梅雨の只中とはいえ、本格的に暑い日がだんだん増えてきました。

 

今年は原発停止の影響が有り節電への取り組みが企業や個人に求められています。

現状、大規模施設だけではなく中小施設や個人においても節電の意識は非常に高まっていると思いますが、御社では節電の具体策は定めていらっしゃいますでしょうか。

 

特に、平日の９時〜２０時の節電に配慮する必要があります。

冷房の見直しや照明その他ＯＡ機器の使用抑制による省電力化の他、場合によっては労使で話し合い、労働時間の変更を行う等働き方を工夫する必要があります。

 

以下、厚生労働省のパンフレットからの抜粋です。

 

話し合いの例

●昼間の電力節約のために、始業・終業時刻を見直す

●平日の電力節約のために、所定休日を見直す

●夏の電力節約のために、連続休業・休暇を活用する、労働時間の長さを見直す

 

みんなで納得、協力して取り組むために大切なこととして

●各企業・事業場での節電の取組目標を労使で共有すること

●雇用・就業が継続できる手法を工夫すること

●育児、介護など家族的責任のある労働者に十分配慮すること

●非正規労働者などに負担が偏らないようにすること

 

労働時間の変更に伴って変形労働時間制の導入や就業規則の変更が考えられます。

その際、届け出が必要な場合がございますので、必要な場合は速やかに届け出を行ってください。